100%自分原因説は大間違い

最近、「100%自分原因説」というものを提唱する催眠療法家がいます。この思考法の骨子は、すべての原因は100%自分にあり、ほかは無関係とするものです。そして、前世もない。霊界もない。来世もない。あるのは、いまこの瞬間だけだと教えています。これは、新しい発想に思える人もいるでしょうが、実は昔からある仏教の「唯識派」の学説と同一です。

唯識派では、地獄がもしあったら、その地獄の獄卒の鬼さえも、自分の意識がつくりだしたものだと思考していくのです。

神霊や神仏の存在やその意図を完全に否定した思想

中国の仙道にいう「理気二元論」に近いものがあります。理気二元論では、宇宙には、法則である「理」と、満ち満ちているエーテルのような「気」があるだけだという世界観を持ちます。しかし、実際には、理気二元ではなく、宇宙には、「理」と「気」と、「神の意志」があります。つまり、神なる存在を認めないか、認めるかということがものすごい大きな違いなのです。100%自分原因説を主張する人の特徴は神様というものを認めないところです。厳密にいえば、身の内の神つまり自己は認めるが、身の外の神は否定しているのです。天意を否定し、神様を否定しているのです。ですから、彼らは神社参拝などしません。自分の想念、自分の信念がすべてを決めるのですから、神なる存在に祈る必要がないというわけです。しかし、はっきりいえば、この思想は間違っています。そして、これはかつて、流行った藤本氏の「想念術」とつまるところ同じです。自分の想念、自分の信念で何でもできるから、他者は関係ないという意識です。そこに愛念がありません。

神の意図をおしはかる、天意をうかがう謙虚さもありません

なので、この思想の人たちは例外なく「傲慢」です。傲慢で鼻持ちなりません。人様のおかげさまで、神様のおかげさまで、という意識もないので、人にも感謝しません。そして、この傲慢さゆえに、神仏の加護から見放されて、最初はよくても、最後は行き詰まります。神霊的にはこの冷酷さと傲慢さに見合う、稲荷につかれるということになるのです。本人の人格相応の邪霊につかれていくのです。スピリチュアルの世界にはびこる邪霊たちは、誤謬の説を広めて、人々を誠の信仰の道から遠ざけようとさまざまに暗躍しているのです。「100%自分原因説」、「空」の理論で神仏を認めない、想念術ですべて実現する、こういった人々にくれぐれもだまされないことです。想念は確かに現象化しますし、信念は人生を切り開くことでしょう。

背後にある神仏の御心や天意に対して、常に謙虚にひるがえるべき

神仏と二人三脚で地上世界の理想化をめざすのが本当です。今生があるのだから、前世もあるし、霊界も、来世もあります。今生の想念に因果応報が働くなら、前世の想念にもそれが機能しているし、前世、今生、来世と、つながって作用もしているのです。そういった視点がきれいに欠如した、謬説、それが100%自分原因説、想念術です。傲慢な天狗になる邪道です。

あわせて読みたい関連記事:

霊能者や新興宗教で苦しんできた人こそ、真実を知って、二度とだまされない生き方を体得して幸せになってください。そのためのノウハウをすべてまとめました。
パワースポット完全活用マニュアル

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする